旅行を最大限に楽しむなら、見て、聞いて、食べて、嗅いで、触って、の五感をフル稼働させる事が大事。中でも食事は海外旅行最大の楽しみ、と言っても過言ではありません。
美味しい、不味い、好き、嫌い、の感想は実際に食べてみた事がなければ言えませんよね。
自分の舌でバリ島の食を思う存分味わってみてください。
（目次）
ナシゴレン
定番中の定番「ナシゴレン」
ナシゴレンは日本の炒飯にとっても良く似ているインドネシア料理。具は色々ありますが、目玉焼きが上に乗っかっているのがちょっとした贅沢。素朴なナシゴレンは具が刻んだキャベツと鶏肉が定番。少し甘みのあるパラパラなご飯が美味しいです。
中には刻んだ唐辛子（赤と緑）が入っている場合もあるので野菜と間違って食べると目から火が出そうになります。。。ご注意下さい。
ミーゴレン
定番中の定番「ミーゴレン」
日本の焼きそばにとっても良く似たインドネシア料理。なんでもインドネシア人は麺を食べている国民として世界で1位2位を争うほどの麺好きなんだとか。ナシゴレンと同様に麺にはほのかに甘い味がしますが、屋台やお店によって味付けは様々。ミーゴレンにも目玉焼きを乗せるのがささやかな贅沢です。
ナシチャンプル
インドネシアの国民食「ナシチャンプル」
沢山並べられたおかずの中から、自分の食べたいものを選んでご飯の上に乗せるのが流儀のナシチャンプルは、鳥のから揚げ、厚揚げを甘辛く煮たもの、トウモロコシをかき揚げのようにしたもの、テンペを甘辛く味付けしたもの、などなど同じお店でもその日によっておかずが違うので毎日通っても飽きません。お店によっておかずの品揃えも全然違うので、いつも新しい味に出会えます。ナシチャンプルを食べる時は、そのお店特製のサンバルを追加するのがおススメ。サンバルと言っても甘辛いもの、ガツンと辛いもの、爽やかな辛さのものなど幾つも種類があるのでおかずの引き立て役にはピッタリです。辛さは様々なので辛いものが苦手な人は避けておくほうがベター。
ガドガド
旅行中の野菜不足にピッタリの「ガドガド」
ガドガドは茹でたお野菜にピーナツソースが掛かったインドネシア料理で、おかずにもおやつ代わりにもなる便利なお料理です。茹で野菜はキャベツ、もやし、ジャガイモがメイン。キュウリやゆで卵などお店によって様々な具が追加されますが、必ず付いてくるのがクルプックと呼ばれるインドネシアの揚げせんべい。クルプックをスプーンの代わりにして具を乗せて食べても美味しいです。野菜を沢山使ったお料理ですが、ピーナツをすりつぶしたソースがたっぷりあえてあるのでダイエットには不向きかも。
アヤムゴレン
大人も子供も大好き「アヤムゴレン」
アヤムは「鳥」、ゴレンは「揚げる」の名前そのままの揚げ鳥。薄く小麦粉をまぶして素揚げにする料理ですが、お店によって味付けは色々。アヤムゴレンでもそのお店独自のサンバルを鶏肉にたっぷり付けてご飯をいっぱい食べるのがインドネシア流。辛いのが苦手な人は、サンバルではなく「ケチャップマニス」という甘いソースを付けて食べるのがおススメです。
バクソ
バリ人はおやつ代わりに食べている「バクソ」
バクソはスープの中に肉団子が入っているインドネシア料理で、肉団子は鶏肉、牛肉、魚肉が一般的。バリ島の一部の地域によっては豚肉のバクソも存在します。バクソの人気店の中には、子供のこぶし位ある大きさのバクソも。 出された時は透明なスープで、外国人は出汁の効いた透明のスープのままで食べる人が多いですが、バリ人は食べる人の好みによってケチャップやソースをたっぷり入れることが特徴。熱いスープにサンバルをたっぷり入れると味の相性は抜群で、食べている時には滝のような汗が出ます。
イカンバカール
炭火で焼いた「イカンバカール」
イカンは「魚」、バカールは「焼く」。単語をくっつけたそのままの名前のインドネシア料理、イカンバカール（焼き魚）。焼くのは主に炭火で、バリ島ではイカンバカールのお店がズラリと並ぶジンバランビーチがとても有名です。焼き魚にするのは主にタイ（スナッパー）。以前は甘くてとっても辛いお店秘伝のたれをたっぷり付けてから炭火で焼いてたので辛いものが苦手な人や小さなお子さんなどは食べられませんでしたが、今では素焼きにして好きなタレやサンバルを付けて食べるところも増えてきました。魚を焼くスミにはココナツの殻が使われることが多いんです。スパイシーなサンバルを付けた新鮮な焼き魚は冷たいビールの最高のアテになります。
サテ
日本でもお馴染みの焼き鳥に限りなく近いインドネシア料理「サテ」。
串刺しにした鶏肉を炭火で焼いたサテには、ピーナツソースにサンバルと生のエシャロットの薄切りを混ぜた甘くてちょっと辛いソースをからめながら頂きます。冷たく冷えたビールのおつまみにも最高です。サテの基本は鶏肉で作った「サテ・アヤム」ですが、インドネシア人が大好きなのがヤギの肉を使った「サテ・カンビン」滋養強壮に効くそうですよ。
いかがでしたか？
インドネシア料理は日本人好みなのでとても人気です。
バリ島には、レストランの他に「ワルン」と呼ばれる大衆食堂もたくさんあります。
場所によって味付けも違うので、バリ島初心者さんもリピーターさんも色んなお店に挑戦してみてくださいね。
スーパーでインスタントが売られている料理もあるので、お土産にも喜ばれますよ。