バリ島の花 みんな大好きプルメリア!

バリ島を訪れた方は、色とりどりの花が咲き乱れている様子に南国らしさを感じると思いますが、その中でもあちこちに咲いているプルメリアの花が特に目に付くと思います。
お土産にもプルメリアの花の香のコスメが大人気!
プルメリアは、一般的にフランジパニと呼ばれますが、バリではジュプンと呼ばれ、バリ人に最も愛されている花です。
バリ人に愛される花プルメリアには色や形が違う、色々な種類があります。

(目次)

ジュプン・バリ 白&黄色

古くからバリ人に愛されているプルメリアで、他のプルメリアと比べると、花と葉が小さめで花びらの先がとがっているのが特徴な、可憐な雰囲気の花です。
花は他の種類と比べて、一度に咲く数が少ないのも特徴。
毎日のお祈りに使われるお供え物のチャナンに入れたり、お祈りの際に使用する聖水をかける時に使用したり、バリの人々の生活には無くてはならない花の一つです。
香りは控えめで爽やかなスッキリとした香りが特徴です。

ジュプン・チュンパカ 黄色

バリ島では比較的新しく植えられるようになった種類。一度に沢山の花をつけ、見た目も華やか。白と黄色のプルメリアより香りが強く、最近はこの黄色だけのプルメリアを植えているバリ人宅も多く見られ、お供え物に使用します。
爽やかな比較的強めの香はコスメなどもに使用されることが多く、インドネシア伝統のルルールの香付けに使用されることも多い種類です。
鮮やかな黄色が華やかで、香りも良いので、フラワーレイに使用されることも多いです。

カンボジア 白色

バリ島で多く見られる2大プルメリアの内の一つ。シンガポールホワイトという種類。
バリ島ではカンボジアと呼ばれています。
花びらが丸く、花が大きいのが特徴。、甘い柔らかな香りがします。花を摘んだあとも、比較的長持ちしますので、フラワーレイなどに使われることが多い花ですが、バリではお供え物の花として使うことは稀。
一般的にプルメリアと言うと、この白いプルメリアの花を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
バリ島の青い空にも良く映えるきれいな白い花が見た目にも爽やかです。

ジュプン・スダマラ ピンク、白、黄色

ストライプ模様のように縦にピンク、白、黄色の色の花びらがかわいらしい雰囲気のプルメリア。人によっては、ジュプンブレレンと呼ぶ人もいます。
一般的にこちらはキャンディストライプと呼ばれる種類のプルメリア。
このプルメリアも古くからバリ人に愛され、お供え物の花としても使われています。
黄色や白のプルメリアと比べると、少し香りが少ないですが、美しく華やかな色合いと優しい甘い香りがほのか香り、バリ人に人気のプルメリアです。

ジュプン・チャンプラン 赤、ピンクなど

赤いプルメリアは一見、プルメリアの花とは思えないような鮮やかな色が新鮮なプルメリア。
可愛らしいピンク色のプルメリアは見ているだけで癒されるようなきれいな色です。
ジュプン・チャンプランとは掛け合わせで作ったプルメリアを総称して呼ぶ名前で、古くからバリ島で親しまれてきた、ジュプン・バリ、ジュプン・チュンパカ、ジュプン・スダマラ以外の花を、ジュプン・チャンプランと呼んでいます。
どちらも、バリではお供え物に使用するためというよりは、観賞用の花として育てている場合が多いようですが、様々な色のプルメリアの花も時々お供え物に使用するそうです。

バリ島では沢山の種類のプルメリアの花が咲いています。珍しい花やお気に入りの花を探してみてください。
プルメリアの花びらは通常5枚ですが、4枚や3枚の花びらの花を見つけるとラッキーと言われているそうですよ!